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アルゴン&アルゴンヌ


建築を中心とした旅のブログ http://www.studio-algo.jp/
by algone
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お酒がすすむ!二毛作@白島

白島には、おいしそうでちょっと品の良い飲食店が多いですよね
そんなひとつ、前から行ってみたかった二毛作に行きました

カウンターの上に氷が敷き詰められて
おばんざいの皿が並んでいます

どれもおいしそう

まずは刺身系を

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ヒラメのあん肝あえ


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こちらはアナゴ


魚は活きがよくおいしいです


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菜の花のからし和え



理想的な酒のあて

これはもう日本酒ですね




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うれしいことに、3種類の酒をちょっとずつ飲めるきき酒セットというのがありました


右から、高知の酔鯨、広島の富久長

一番左は初めて飲んだ秋田の「一白水成」

旨い!


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酒盗
これはやっぱり酔鯨にあいますね

日本酒を飲むためにあてを頼むのか

あてを食べるために日本酒を飲むのか。。。

悩ましい



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珍しい干し柿の冷やしバター


デザートっぽい不思議なおいしさ

でもお酒にあうんです!


最後に、カウンターからずっと秋波を送ってきていた「焼きおにぎり」で〆ました


はやくJR白島駅ができないかなー


二毛作
広島市中区東白島町10-8
tel: 082-228-2039
HPはこちら
by algone | 2014-02-16 13:27 | | Trackback | Comments(0)

「鑑定士と顔のない依頼人」~感動の時間差攻撃!~

上質で、でも予想しなかった形で裏切られる、なんとも贅沢な映画です。



まず、一流鑑定士のヴァージルが、その天才的な審美眼で、ありとあらゆるものを切り捨てていく様がとてもクールに描かれます。

彼は常に手袋をしています。

クローゼットには、微妙に色や素材の違う革手袋がずらりとならび


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高級レストランでは、自分のイニシャル入りの食器で食事が供されます。


気の利いたジョークをかましたり、「友人」とハグしたり、一見社交的なのですが

でも決して手袋は外さない。



彼の至福の時は、隠し部屋に蒐集した(女性の)肖像画に囲まれるひと時

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生身の人間には触れたくない、2Dオタク



そんな彼に、古い屋敷の調度品、美術品の鑑定を依頼する謎の女性クレア

彼女は訳あって決して姿を見せません。

次第に彼女に興味を持ち、魅かれていくヴァージル。。。


*ここからネタばれあり













前評判では「最後まで見て、どんでん返しの感動」というものだったのですが


エンドロールがでて、第一に思ったのは「なんと後味の悪い話だろう」、、、、


帰り道でも、気が滅入り無口になってしまいました。





アルゴンと話していて意見が分かれたのが「老人施設にいる廃人のヴァージル」と「プラハのカフェ」は時系列でどっちが最後なのか?ということでした。(回想シーンが入っていたりしてはっきりしない)

私は 「プラハのカフェ」が最後だと思ったのですが、

アルゴンは「老人施設」だと言うのです(こっちのほうが絶望的です)


で、二人であの時のあのセリフ、あのシーンの意味はとか、いろいろ話していて、

そしたらいろんな発見があって


プラハのカフェで

「お一人ですか?」という問いかけに対する

「人を待っています」という、一見残酷なヴァージルの答えで、

「あっ!そういうことか」

と気付いたのでした。



そう思い当たると、クレアが編集者に電話で「今度の小説はハッピーエンドにするつもり」と言っていたことや

「偽物の中に本物がある」と繰り返されるセリフなど

いろんな歯車が(!これも象徴的にからくり人形オートマに重なります)噛み合って


映画を見終わって何時間もたってから、じわじわと感動が押し寄せる



なんと贅沢なミステリーなのでしょう



とはいえ、解釈は十人十色

正解はないのかもしれません


最終的には、プラハのカフェにクレアが現れても現れなくても、わたし的にはハッピーエンドなのではないかと思うのです


クレアに会うまでのヴァージルは、ある意味、本当には生きていなかった

クレアに会って、自分の確立してきたガチガチの2Dワールドをぶっ壊されて、

自身崩壊して


そして最後に、愛を信じて再生したのです。





ポスターの宣伝文句の通り、もう一回見たくなりました。


久々に見ごたえのある上質な映画を見ました。
by algone | 2014-02-10 21:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画版「小さいおうち」

中島京子さんの原作が面白かったので、どんな映画になっているのかとても楽しみにしていました


東北から女中奉公に出てきたタキと、すてきな洋館に住む奥さまのお話し

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*この後ちょっとネタばれを含むかも。。。?




原作のあるものの映画化では配役がすごく気になるというか楽しみなところなのですが

タキちゃんを演じる黒木華がとてもいいです。

若さと初々しさがあふれていて、

奥さまの臈たけた、それでいて女学生気分が抜けない感じと、いい対をなしています



一方で、旦那さま役の片岡孝太郎は、原作とは違ってずいぶん俗っぽい人物になっていて、、、

このあたり、監督の「奥さまとイタクラさんの恋」を擁護する意図が感じられました。


そして、映画化ということで何より楽しみにしていたのが、ジョージ・イタクラの絵本をどう再現しているのか、ということでした。



小さいおうちを中心にして、背景だけが、戦争に向かってきな臭く陰惨な情景に変わっていき

最後にはイタクラさんが体験したであろう非人間的な悲惨なその後を暗示する、

「小さいおうち」という絵本にすごく惹かれたのです。



残念ながら映画ではこの絵本のことは全く触れられませんでした。




この絵本も含め、原作に感じられた、登場人物すべてを突き放すような「毒」は映画ではすっかり抜かれていました。

しかし原作とは別物として、さすが山田洋二監督、というヒューマンドラマに仕上がっていました。



でもどちらにも共通して描かれていたのは、愚かなことも含めて人間が日々躍起になっている瑣末なこと、大事なこと全てが、大きな力に押し流されていく様子でした。


大きな力というのは、戦争でもあるし、時の流れでもあると思います。




もうひとつの見どころは、昭和初期のモダンな風俗を細かく再現しているところ

そして、そんな生活を取り仕切る素敵な奥さま、松たか子

奥さまの意向に忠実に、大変な重労働である家事をきっちりこなすタキちゃん


美しいのです、日常の生活が

イタクラさんが守りたかったのは、奥さまというよりは、2人の女性が切り盛りするそういう暮らしなのではなかったか

それを象徴しているのが「小さいおうち」に他ならないのでしょう
by algone | 2014-02-03 10:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)


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