アルゴン&アルゴンヌ


建築を中心とした旅のブログ http://www.studio-algo.jp/
by algone
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カテゴリ:映画( 10 )

バリー・リンドン〜父性を探す旅〜

サロンシネマでスタンリーキューブリック特集をやっておりまして

念願のバリー・リンドンを観ることができました




3時間強の上映時間、寝るのではないかという不安も何処へやら


まずキューブリックの描くアイルランドの風景の美しさに圧倒されます

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そして衣装をはじめ、当時の風俗の細かい再現




まさにゲインズバラの世界

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放蕩者たちが酔いつぶれている、白々した朝のシーンも、この美しさ
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とにかくうっとりなのです

当時の雰囲気を再現するために、NASAのカメラでロウソクの光だけで撮影したというのは有名な話

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上の写真のリンドン夫人
完璧な美しさ

美しすぎると人間なんだかいかがわしくなってしまうんだな

その隣はリンドン家専属牧師
子供達の家庭教師でもあり、楽器も演奏するインテリですが

こちらも何とも、いかがわしいにおい

配役がすごくいい


*ここからネタバレあり




見終わって数日、気づけば何度もこの映画を反芻している自分


そして思い当たった、
これはバリーが父親を探す旅の物語なのでは?

未亡人である母親は、言いよる男たちには見向きもせずにバリーを女手一つで育てます

求婚者たちよりやり手でしたたかだったのです


年上の従姉妹に翻弄されて、村を(事実上)追い出されたバリーは、なぜか年長の男性から気に入られて、出世していきます


頼りになるグローガン大尉
でもあっさり戦闘で死んでしまいます

*当時の戦闘って本当にあんなに非効率だったのでしょうか?

敵国プロイセンのポツドルフ大尉
こちらは圧倒的な支配者であり保護者

そして、同郷アイルランド出身のギャンブラー
シュバリエ・ドゥ・バリバリ
(名前がおもしろすぎる。バリバリ騎士?)
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彼らの庇護のもと成り上がっていったバリーは
リンドン夫人と結婚することで貴族になります


ここまでは強い女に翻弄されながら
「父」を求める物語


ここからは、みずから「父」になろうともがく物語
同時に驕ったバリーの転落劇でもあります

リンドン夫人との間に息子をもうけますが
かわいい、かわいいで甘やかすばかり
結局親の言いつけを破って落馬で死んでしまいます

父親失格

しかし終盤の継子との決闘で
極度に緊張している若年の相手を哀れに思ってわざと弾を外すバリー

バリーが初めて父性を見せた瞬間だったのではないでしょうか

しかし、これが仇になって、バリーは片足を失います


求める父性は最後まで手に入れることができなかったのです



主人公にも他の誰にも同情も共感もしないけど

なぜか長く尾を引く、不思議な魅力の映画でした


















by algone | 2015-06-03 20:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)

光と影の物語「イブ・サンローラン」

2010年に旅行でパリに行っていたときに(何と4年も前ですね)

プティ・パレでちょうどイブ・サンローラン展をやっていたのでした

美しい衣装の数々、ため息の連続でした

その時の記事はこちら

先日公開された映画「イブ・サンローラン」をシネツインに見に行きました


*ちょっとネタばれありかも、、


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公私ともにパートナーだったピエール・ベルジェの語りで、モード界の天才の半生が描かれています


ディオールに認められ、内戦で不安定なアルジェリアに両親と家族を残してパリに行く出だしから、不安の影がただよいます



ディオールのもとで、そしてその死後はディオールを引き継いでデザイナーとして認められていくサンローラン

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個人的にはこの頃のデザインがもう何ともいえず好きです

ミニマムで、エレガントで、それでいてコケティッシュ

サンローランの苦悩とかそっちのけで、ただただ画面にうっとり


その間、苦悩するサンローランは徴兵されたり、精神病院に入れられたり、不当解雇されたり、いろいろあるのですが


その辺から、やっと気がついた私

「これは、サンローランの恋人でもあるピエール・ベルジェ(♂)視点の、天才との愛の物語なのだ」と。


(早く気付けよ。「公私ともに」という言葉の意味が全く分かっていなかったのでした)



70年代に入りヒッピー文化まっさかり、激務のプレッシャーからドラッグにはまり、怪しい世界にどっぷりつかって、

実務はベルジェに頼りっきり、彼に管理してもらわなければ全く成り立たない状態になりながらも

「寄生虫」と、ののしったり、


とっくに蜜月は終わっていても切っても切れない愛憎関係


どろどろ劇


「彼が喜びを感じるのは年に2回、春と秋だけ」

半年間、息も絶え絶えにデザイン画を描いて、その結実をみるファッションショーの一瞬だけが喜び、という
なんとも痛々しい晩年



それでも、映画最後のショーの場面

マリア・カラスの素晴らしい「Wally」が流れる中、

ゴージャスな衣装のモデルたちが厳かにキャットウォークをねり歩くシーンで

あまりの圧倒的な美しさに、(ストーリーに関係なく)、感涙したのでした



最初から最後まで、なんだかサンローランの「愛と孤独」そっちのけで美しい衣装と画面に心奪われていたような気がしていたのですが

思えば、影があるからこそ光がより輝く、それをつくづく思い知らされた映画でした
by algone | 2014-09-07 22:26 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「鑑定士と顔のない依頼人」~感動の時間差攻撃!~

上質で、でも予想しなかった形で裏切られる、なんとも贅沢な映画です。



まず、一流鑑定士のヴァージルが、その天才的な審美眼で、ありとあらゆるものを切り捨てていく様がとてもクールに描かれます。

彼は常に手袋をしています。

クローゼットには、微妙に色や素材の違う革手袋がずらりとならび


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高級レストランでは、自分のイニシャル入りの食器で食事が供されます。


気の利いたジョークをかましたり、「友人」とハグしたり、一見社交的なのですが

でも決して手袋は外さない。



彼の至福の時は、隠し部屋に蒐集した(女性の)肖像画に囲まれるひと時

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生身の人間には触れたくない、2Dオタク



そんな彼に、古い屋敷の調度品、美術品の鑑定を依頼する謎の女性クレア

彼女は訳あって決して姿を見せません。

次第に彼女に興味を持ち、魅かれていくヴァージル。。。


*ここからネタばれあり













前評判では「最後まで見て、どんでん返しの感動」というものだったのですが


エンドロールがでて、第一に思ったのは「なんと後味の悪い話だろう」、、、、


帰り道でも、気が滅入り無口になってしまいました。





アルゴンと話していて意見が分かれたのが「老人施設にいる廃人のヴァージル」と「プラハのカフェ」は時系列でどっちが最後なのか?ということでした。(回想シーンが入っていたりしてはっきりしない)

私は 「プラハのカフェ」が最後だと思ったのですが、

アルゴンは「老人施設」だと言うのです(こっちのほうが絶望的です)


で、二人であの時のあのセリフ、あのシーンの意味はとか、いろいろ話していて、

そしたらいろんな発見があって


プラハのカフェで

「お一人ですか?」という問いかけに対する

「人を待っています」という、一見残酷なヴァージルの答えで、

「あっ!そういうことか」

と気付いたのでした。



そう思い当たると、クレアが編集者に電話で「今度の小説はハッピーエンドにするつもり」と言っていたことや

「偽物の中に本物がある」と繰り返されるセリフなど

いろんな歯車が(!これも象徴的にからくり人形オートマに重なります)噛み合って


映画を見終わって何時間もたってから、じわじわと感動が押し寄せる



なんと贅沢なミステリーなのでしょう



とはいえ、解釈は十人十色

正解はないのかもしれません


最終的には、プラハのカフェにクレアが現れても現れなくても、わたし的にはハッピーエンドなのではないかと思うのです


クレアに会うまでのヴァージルは、ある意味、本当には生きていなかった

クレアに会って、自分の確立してきたガチガチの2Dワールドをぶっ壊されて、

自身崩壊して


そして最後に、愛を信じて再生したのです。





ポスターの宣伝文句の通り、もう一回見たくなりました。


久々に見ごたえのある上質な映画を見ました。
by algone | 2014-02-10 21:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画版「小さいおうち」

中島京子さんの原作が面白かったので、どんな映画になっているのかとても楽しみにしていました


東北から女中奉公に出てきたタキと、すてきな洋館に住む奥さまのお話し

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*この後ちょっとネタばれを含むかも。。。?




原作のあるものの映画化では配役がすごく気になるというか楽しみなところなのですが

タキちゃんを演じる黒木華がとてもいいです。

若さと初々しさがあふれていて、

奥さまの臈たけた、それでいて女学生気分が抜けない感じと、いい対をなしています



一方で、旦那さま役の片岡孝太郎は、原作とは違ってずいぶん俗っぽい人物になっていて、、、

このあたり、監督の「奥さまとイタクラさんの恋」を擁護する意図が感じられました。


そして、映画化ということで何より楽しみにしていたのが、ジョージ・イタクラの絵本をどう再現しているのか、ということでした。



小さいおうちを中心にして、背景だけが、戦争に向かってきな臭く陰惨な情景に変わっていき

最後にはイタクラさんが体験したであろう非人間的な悲惨なその後を暗示する、

「小さいおうち」という絵本にすごく惹かれたのです。



残念ながら映画ではこの絵本のことは全く触れられませんでした。




この絵本も含め、原作に感じられた、登場人物すべてを突き放すような「毒」は映画ではすっかり抜かれていました。

しかし原作とは別物として、さすが山田洋二監督、というヒューマンドラマに仕上がっていました。



でもどちらにも共通して描かれていたのは、愚かなことも含めて人間が日々躍起になっている瑣末なこと、大事なこと全てが、大きな力に押し流されていく様子でした。


大きな力というのは、戦争でもあるし、時の流れでもあると思います。




もうひとつの見どころは、昭和初期のモダンな風俗を細かく再現しているところ

そして、そんな生活を取り仕切る素敵な奥さま、松たか子

奥さまの意向に忠実に、大変な重労働である家事をきっちりこなすタキちゃん


美しいのです、日常の生活が

イタクラさんが守りたかったのは、奥さまというよりは、2人の女性が切り盛りするそういう暮らしなのではなかったか

それを象徴しているのが「小さいおうち」に他ならないのでしょう
by algone | 2014-02-03 10:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画と食べ物(駄)③〜母ちゃん、飯だ!飯を作れ!〜

言わずと知れた伊丹十三の「たんぽぽ」

いろんな食べ物のエピソードがでてきます

正直、本筋であるラーメン屋の話はどうでもよくて

間にはいる小ネタがおもしろい

そんな中でも、忘れられないのが、
「最後のチャーハン」


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死にかけてるのに、ヨロヨロおきあがって、すごい火力でパラパラのチャーハンを作る母ちゃん

母ちゃんがこんなにやつれたのは
父ちゃんにもおおいに責任がありそうだ

人がよさそうだもんなー


とか、短いシーンでその人の人生について考える、

映画の面白味、エッセンスがつまった一本だと思います
by algone | 2013-06-30 19:07 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画と食べ物(駄)②〜パルプフィクション〜

ボスの愛人のお守りを仰せつかったトラボルタがユマサーマンに連れられて行くお店
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50'sスターのそっくりさん達が注文をとるレストランでメニューをひろげて
「Steak, steak, steak(ステーキ、ステーキ、ステーキ)」

と、つぶやくトラボルタを見ると

ステーキがなんとも素敵なもののようにおもえるのです

*念のため、私自身ステーキがすごく好き、というわけではありません。





アメリカ(の田舎)に仕事で行った人とかに聞くと、食べ物はたいていまずかった、でもステーキは美味しかったと言われるのです

果たして、ほんとにおいしいのか、「相対的に」なのか、不明ですが、、、

戦後の(もしくは昭和生まれの)日本人にとってステーキは、アメリカを象徴する記号になってしまったのではないかと思うのです。
だいたい、ビーフステーキを略して「ビフテキ」ってなに?
略す必要ある?


トラボルタとユマサーマンが行くレストランが奇しくも50'sをフィーチャーしてるところも、私には偶然とはおもえないのです。
by algone | 2013-06-10 21:06 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画と食べ物(駄)①〜華麗なるギャッツビー〜

見ると必ず特定の食べ物が欲しくなる映画というのがあります

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華麗なるギャッツビー

デカプリオ版が公開されるようですが
こちらは70年代の、ロバートレッドフォード版です



語り手であるニックのささやかな下宿先

隣の豪邸では、毎夜豪勢なパーティに着飾った男女があつまります


乱痴気騒ぎを横目に
自分で焼いたステーキとビールを
自宅のポーチで食べるニック

まずそうな焦げたステーキなのに
無性にステーキと称するものが食べたくなるのです

もはやステーキという「記号」


映画の中でのニックの立ち位置にシンクロするのかもしれません

細部へのこだわりというのが
私にとってはいい映画のひとつの条件なのです

「華麗なるギャッツビー」なのですから
大規模なゴージャスさはもちろん必須ですが
この映画、細かいところに「象徴」があります


ドレッサーに置かれたイニシャル入りの調度品の数々と
ハエのたかった食べかけのサンドイッチ、、とか


はたしてデカプリオ版はどんなできなのでしょうか?

楽しみなような、そうでないような、、、
by algone | 2013-06-09 14:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)

リディキュール ~エスプリ地獄~

フランス革命直前の宮廷を舞台にした映画です。

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領民を救う干拓計画を王へ陳述するために
ヴェルサイユにやってきた地方貴族ポンスリュドンが
たまたま持っていたエスプリの才能を武器に
宮廷社会を登っていくというお話。

当時のフランス宮廷では、階級とエスプリで人の価値が決まっていて
それがなければ王に会うこともできないのです。


もとは民を思う誠実な気持ちからエスプリ合戦に参戦したはずなのに
宮廷社会に翻弄され、自分を見失っていくポンスリュドン(名前が変すぎ)



ジャン・ロシュフォール演じるベルガルド侯爵がいいです。
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(↑せっせとおしろいを塗っているところ)

ネタ帳作るくらいエスプリ好きなんだけど
もう時流からは置いていかれてる。
で、一所懸命ポンスリュドンにエスプリを伝授する。

なんか憎めないおじさん。




あと、使用人の息子が聾唖者なのですが
この時代には口がきけない=知性ゼロだと思われていたのですね。

ちょっとした事件があって
聾唖者のための施設に入れられることになるのですが
ここで手話という表現手段を手にして
彼は大変身するのです。

このあたり、とってもおもしろい!

人を殺す武器にもなる「言葉」というものが、
こんな幸福な使い方もできるという対比。


「勝ち組」とか「負け組」とかいう言葉は嫌いですが

勝ち組は本当に勝ったのか?

負け組は負けてしまったのか?

終盤の、ファニー・アルダン演じるブラヤック夫人の涙がその答えだと思うのです。
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最後のシーンは
エスプリおたくのロシュフォールが
岸壁から帽子を飛ばしてしまって

「飛んだのが頭でなくてよかった」(ブラック!)

というイギリスの「ユーモア」の洗礼を受けるという

すばらしいオチ。



この「クス」って感じがたまらなくて

何度も見てしまう映画なのです。
by algone | 2012-03-22 21:55 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「Smoke」 ~人生は煙のようなもの~

今年もクリスマスの時期がきました。
クリスマスといえばニューヨーク。

アメリカ映画好きではないのですが
クリスマスのニューヨークを舞台にしたアメリカ映画は結構好きなのがあります。


中でも何度も見てそのたびに感動するのが「Smoke」


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妻を亡くしてスランプに陥った作家(ウイリアム・ハート)
タバコ屋の主人(ハーヴェイ・カイテル)
名前から身元から、なぜか嘘ばかりつきまくる黒人少年(ハラハラさせるやつ)

などなど、登場人物のエピソードが一章ごとにつながっていきます。

個人的にハーヴェイ・カイテルが好きでして。
さらに、昔の恋人役のストッカード・チャニングも昔から好きな女優さんです。
(初めて見たのは「Grease」の年齢的に無理のある女子高生役。芸達者)

ウイリアム・ハートも、これぞ役者!
(はじめはウイリアム・ハートとは気付かなかった。)

普通の人たちの、結構キツイ事情が綴られるのですが
合間にウイリアム・ハートやハーヴェイ・カイテルがはさむ小話(?)が面白い。
2人の距離感もいいです。
つくづく、人は「知性」によって救われているのかもしれない、と思わされます。

「知性」という言葉がぴったりこなければ、この映画のサブタイトルいうところの「煙のようなもの」とでも言いましょうか。


最終的には「捨てたもんじゃない」気分になって
名曲「煙が目にしみる」でエンドロール。



こんな気持ちで年末を迎えるのもいいと思います。
by algone | 2011-12-10 22:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「欲望の翼」

私にとってのいい映画の条件の一つに
「特定の食べ物(または飲み物)が、食べたくて(飲みたくて)いてもたってもいられえなくなる」、というのがあります。
ウォン・カーウァイは、まさにこの条件に当てはまる映画をつくる監督です。
彼の出世作「欲望の翼」を見ると、かならずコカコーラを飲みたくなるのです。
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しかも、クラッシックな薄緑の瓶に入った、少し気の抜けた甘いコカコーラ。
60年代に子供の自分が飲んでいたコーラです。
(もちろん、冒頭のサッカー場の売店のシーンに喚起されてのこと)

この映画には何人もの大スターが出演しています。

しかし、特筆すべきはこの二人!
まずはレスリー・チャン。
正直、ルックス的にはまったく好みではありません。
しかし彼が自室で(しかも、ランニングにパンツ姿で)ダンスのステップを踏むシーン。
こんなにも、見た後で何度も思い起こす映画のワンシーンというのを、私は他に知りません。
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そして、トニー・レオン。
映画の最後に、これまでのストーリーとは関係なく唐突に登場します。船の中らしき妙に天井の低い室内で、入念に身支度をするトニー・レオン。
まったく意味はわかりません。セリフもありません。
でも、見る者の目を(何分かの間)釘づけにするのです。

(実は、この映画には続編が計画されていて、その予告編のような形でこのシーンがあったのだとか。。私はてっきり、レスリーチャンの産みの母親の、昔の恋人というプロローグ的なシーンが最後に入っているのかと、勝手に想像していました。)

これぞスター。
レスリーチャンの死が残念でなりません。
(この二人はその後、同監督のHappyTogetherで、奇妙な同性愛カップル役で共演しています。)
by algone | 2011-09-21 21:28 | 映画 | Trackback | Comments(0)


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