今日は早朝の飛行機でサントリーニからアテネに移動。
アテネについたらさっそく、アクロポリス美術館へ。
パリとニューヨークで活躍する建築家ベルナール・チュミの設計。
チュミはパリ郊外のラヴィレットの設計者でもあります。
エントランスの手前には遺跡が広がっています。
遺跡の発掘現場の上に建物が建っているのですね。
内部は3階に分けて展示されており、4階にはショップ、カフェなどがあります。
カフェは良心的な価格でなかなかおいしいです。
まずは1階。アクロポリスの斜面からの出土品。
日用品的なものもたくさんあって当時の生活をしのばせます。
傾斜した細長い長方形のホールが2階に続いています。
2階は、アルカイック・ギャラリー。
広いスペースに彫刻が並びます。
衣服のドレープや編みこんだ髪型など、非常に興味深いです。
そしてなんといっても「アルカイックスマイル」。
こわい~。
美の基準ってなんなんでしょうね。
3階はパルテノン・ギャラリー。
パルテノン神殿を飾っていたフリーズ(帯状浮き彫り彫刻)などが展示されています。
神話でおなじみの面々がそろっていて見ごたえがあります。
しかしオリジナルの多くの部分が大英博物館にあるのだとか。
嘆かわしいことです。
広い窓からパルテノン神殿を眺めることができます。
古い時代のものと超近代的なものが調和して、見ごたえのある美術館です。